映画「Watch with Me〜卒業写真〜」


がんを患い、余命半年の命と宣告された主人公の元報道カメラマンが「最期の場所」として選んだのは、故郷・福岡県久留米市のホスピスだった終末医療をモチーフにした日本で初めての映画『Watch with Me~卒業写真~』。
本作は、瀬木直貴の大学時代の同窓生が、過疎高齢化が進む故郷を憂い、故郷を見直す起爆剤として映画化の話を瀬木に持ちかけたことから始まった。

瀬木は現地に何度も赴き、人々の絆の深さに触れた。
「これほど濃い人間関係は経験したことがない」と感銘を受けて映画の製作に着手。この思いに共感し、“映画で町おこしを”と意気込む30~40代の方々を中心とした「支援する会」が結成された。撮影場所の交渉や資金調達など、多くの市民の協力のもと、様々な困難を乗り越えて、作品は2007年に完成、全国公開された。

瀬木自ら複数のホスピスにボランティアとして通い、リアルな人の生と死を描き切ることに苦心した。地域に根付く人と人との深い繋がりを描いたこの作品は、多くの共感と反響を得て、週刊『ぴあ』において観客満足度邦画1位(2007年6月次)を獲得した。

ストーリー


上野和馬はがんを患い、治療の甲斐なく余命半年と宣言された元報道カメラマン。死は受け入れているつもりだが、生きる希望を捨てきれない自分自身との葛藤が辛い。

残りの余生を懐かしい故郷で過ごしたいと、和馬は東京から里に戻り、同級生だった医師が勤務するホスピスに入院する。そんな彼の元に、中学時代の同級生たちが見舞いに訪れ、和馬と自分の思い出を語りはじめた

ところが和馬にはどうしても思い出せないシーンがある。夢の中に出てくる、おぼろげな少女のシルエット。

同級生たちによると、どうやら和馬と親密な関係にあった転校生だと言うのだが。

和馬は自らの記憶を呼び覚ますべく、妻・由紀子の協力を得て、故郷の風景と友人たちのスナップを散りばめた最後の写真集を撮りあげることを決意する…。

キャスト


津田寛治 羽田美智子 中野大地 高木古都 高杢禎彦 鶴久政治 小宮孝泰 根岸季衣 他

インフォメーション


週刊ぴあ 2007年6月度 観客満足度2位(邦画1位)

2007年 カラー35ミリ ビスタサイズ 125分

© 映画「Watch with Me〜卒業写真〜」製作委員会

公開中の映画

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