映画「千年火」


福岡県新宮町の「横大路家」(国指定重要文化財)のかまどでは、最澄が805年に唐から持ち帰った法火を今も燃やし続けている。映画『千年火』は、この1200年間消えたことのない聖なる炎をもとに紡いだファンタジーである。
地域からの文化発信の一助になればと新宮町文化振興財団が、公設ホールとして日本で初めて企画した映画であり、新たな町の伝統を創造する試みとなった。

物語は、父親を亡くしたショックで人前で話せなくなった少年が、祖父母の住む漁村に預けられ、人々の優しさに触れながら成長していく様子をファンタジーとして描いている。

地元・新宮町では、人口の半数にあたる約1万人もの観客が来場し、当初、公設ホールを中心にした巡回上映のみを予定していたが、全国主要都市の劇場で公開されるに至った。
また、世界三大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭・キンダーフィルム部門に招待され、現地映画雑誌では「見逃してはならない3本の映画」に選ばれるなど、世界8か国の映画祭に正式出品。京都キンダ―フィルムフェスティバルではグランプリを受賞するなど、地域映画とは思えぬ広がりを見せた。

ストーリー


主人公は11歳の少年・聡。生まれて間もなく母が他界し、やがて画家の父も交通事故で失う。ショックで口がきけなくなった聡は、祖父母が暮らす町に身を寄せる。コミュニケーションの手段として、父の形見である携帯電話を手放さないが、いじめっ子がう海に投げ込み使えなくなる。やがて閉ざされた聡の心は、漁師町の人情、ぎこちない初恋、古くから伝わる神事を通じて徐々に癒されていく。

キャスト


村田将平 丹波哲郎 吉行和子 鶴見辰吾 渡辺貞夫 ほか

インフォメーション


・ベルリン国際映画祭55thキンダーフィルム部門 正式出品
・東京国際映画祭 RIFF2004 正式出品
・第11回 京都キンダーフィルムフェスティバル グランプリ授賞
・韓国高楊国際チルドレン映画祭 正式出品
・テルアビフ国際チルドレン映画祭 正式出品
・第20回 イラン・イスファン国際映画祭 正式出品
・ワシントンナショナルミュージアム青少年映画祭 正式出品
・小田原映画祭 正式出品

2004年 カラー 35ミリ ビスタサイズ 90分

DVD購入

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公開中の映画

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