映画「ラーメン侍」


今や我が国のソウルフードとなった「ラーメン」を題材に、伊丹十三監督の『タンポポ』(1985)以来の本格ラーメンムービーが誕生した。

とんこつラーメン発祥の地・福岡県久留米市が舞台。久留米とんこつラーメンの老舗「大砲」の店主・香月均氏が地元タウン誌に連載していたエッセイに瀬木が着想を得て、映画化することとなった。

映画『Watch with Me〜卒業写真〜』(2007)時に結成された「支援する会」のメンバーが再び集結。地域との縁を大切に、その絆は更に強くなっている。

物語は、貧しいながらも生きるパワーに溢れていた昭和40年頃の久留米が舞台。主人公の光は、芸術家を夢見る11歳の少年。当時のまちの様子や家族とのエピソードを生き生きと描いた人情活劇である。

ところが、撮影中に東日本大震災が発生。
“こんな時期に撮った映画だからこそ、観る人を元気にする映画にしたい”
映画スタッフ、地元の支援して下さる方々の思いがひとつとなって完成させた『ラーメン侍』は、戦後の復興、地域の復興をテーマにしていることから、
そこに震災からの復興を重ね合わせて、被災地での復興支援上映を実施。今後も”出前”上映を展開する予定である。

ストーリー


突然の訃報を受け、父のラーメン屋を継ぐ決心をした光(渡辺大)は、東京のデザイン会社をやめ、故郷の福岡・久留米に戻ってくる。
店は相変わらず繁盛していたが、光は自分が選んだ道に自信がもてずにいた。
そんなある日、母・嘉子(山口紗弥加)とかつての活気をすっかり失った屋台街を訪れる。
嘉子が光に語ったのは、無鉄砲な昇に振り回され、貧乏のどん底だったが面白おかしく生きていたあの頃の思い出。
父はどうしてラーメン屋を始めたのか、そのラーメンにはどんな思いが詰まっていたのか?
幼い頃は想像もしなかった父の想いに気づいた光は、やがて記憶を頼りに父親の味を再現しようと試行錯誤を始める。
それは光にとって、自分にとっての「ラーメン」、そして自分自身の「夢」に向き合うことでもあった。

キャスト


渡邊大 山口紗弥加 高木古都 宮野薫 中村有志 甲本雅裕 高杢禎彦 鮎川誠 春田純一
淡路恵子 西村雅彦 津川雅彦 他

インフォメーション


2011年/日本/ビスタ/カラー/115分

ⓒ「ラーメン侍」製作委員会

オフィシャルHP

DVD購入
http://vicom.co.jp/mt/2012/10/4881.html

公開中の映画

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